
村上 理子
城南コベッツ
成城学園前教室
教室長
Riko Murakami
村上 理子
城南コベッツ 成城学園前教室
教室長
[2019年 新卒入社]
高校時代は『城南コベッツ』に生徒として通い、大学へ合格。
大学生の時に、『城南コベッツ』川越教室で講師のアルバイトを4年間務める。
当時お世話になっていた教室長がイキイキと働く姿を見るうちに、自身も教室長を目指すように。大学卒業後、城南進学研究社に新卒入社する。
新米教室長の私に託されたミッションは、AI教材「atama+」を導入した教室運営を成功に導くことでした。「atama+」は、AIが一人ひとりの得意や苦手科目、勉強方法などを分析し、最適な演習問題を自動で作成してくれるというもの。AI教材の導入で、従来よりも基礎学習の理解度の詳細分析が可能になり、生徒の学習効率改善や成績向上という結果につながりました。AI導入によって、塾の運営方法は大きく変わりつつあるのです。
そして、教室長や講師の役割も変わりました。従来のように授業や苦手科目を教えるということではなく、生徒とのコミュニケーションの時間を増やし、生徒一人ひとりのことをもっと知る、という役割に変わったのです。基礎学習の指導はAIに任せて、浮いた時間で、各生徒で異なる応用学習の指導や進路相談に時間を割いたり、学校や友達のことなど、勉強とは関係のない会話も増やしたり。生徒と会話時間が増えたことで、一人ひとりのの理解を深められるようになりました。
結果、以前よりも生徒が講師に相談しやすい環境ができ、より深い絆が生まれるように。親御さんとの面談時にも、生徒から聞いた学校の様子や進路の悩みなどを踏まえてお話しすることで、「子どものことをわかってくれている」と信頼してもらえるようになりました。
AIと講師の二者がそれぞれ異なる役割で生徒と触れ合うことで、今まで以上に生徒の努力を後押しできるような教室運営が可能になったのです。
AI教材「atama+」の導入で良い変化が生まれましたが、それに頼りっぱなしではありません。AI教材は基礎学習の勉強には有効ですが、まだ生徒の在籍する学校ごとで傾向が異なる「定期テスト」には対策できていません。基礎学習の習得だけでは難しい、応用問題にも対応できるような学力向上への対策が急務でした。
私が教室長を務める成城学園前教室では、次なる施策として、来年度より展開予定の「定期対策コース」を一足早く導入しているところです。生徒が通う学校の定期テスト対策に特化したコースで、傾向に合わせた授業を行なっています。AI学習の導入だけでなく、基礎学力の強化から学校の成績アップや志望校の合格までをトータルでプロデュースできる塾を目指しているのです。
もちろん、新しい施策を導入するときは前例が無く、手探りで運用を進める分、大変なこともあります。でも、AI教材を取り入れて勉強する子どもたちを見ていると、成長実感も得られているし、楽しそうに学んでいるのが印象的です。だから、その導入に携われているのが嬉しくて。
今は本部のアイデアをどうやってカタチにしようかと考えることが多いですが、いつかは自分が企画担当として、AIを用いたデジタル教材を開発するのが夢です。講師や教室長を経験し、一番そばで生徒を支えてきた私だからこそ、本当に現場で必要とされる教材が作れるはず。そして、社員の声を大切に教室運営をする当社なら、きっとその夢を叶えられると思うのです。
AIを導入したから見えてきた、
次なる学習指導への、挑戦。